女生徒(20XX)/ふつうの会社員

 

朝は記号であらわすと「%」。それ以外にあり得ない、完全に覚醒しない間はそうした妄想に囚われてしまって抜け出すことが出来ない。
ベットに縛り付けられたまま、瞼だけ開いてる状態で、急に重力が無くなったら、なんてことを考える。布団が勝手に剥がれて、わたしの背中がベットから離れてぷかぷかと宙に浮いている。最初のうちは自由が利かないから、流れに身を任せてそのまま漂いつづける。次第に自分の意志で向かう方角を決められるようになってきた。なるべく家から離れないように、意識をわたしの部屋のほうに向ける。ちょうど部屋の真上に位置していたときに急に重力がもとにもどった。
目覚ましのアラームが鳴る少し前に目覚める。これはじっさいにアラームが鳴る前なのではなく、脳が音を認識するのが遅れているだけ、と考えたこともあった。それにしては時間が経ちすぎている、ということでわたしの説はあずさちゃんによって否定された。あずさちゃんはわたしのいとこで、今は那須で一人暮らししている。おかげで今はわたしの意見を否定してくれる人いなくなった。帰ってきたらまた人格まで否定してもらわないと、そういう人がいないとわたしはダメになってしまう。
鏡の前、洗面器って水を貯めて使うのが正しいのだ、という顔になる。顔を洗って、歯を磨いてから朝ご飯を食べるのか、朝ご飯を食べてから歯を磨いて顔を洗うのか、今に至っても順番があっているのかわからず、人に訊くわけにもいかないのでその時の気分で順番を決めていた。今日は先に顔を洗ってみる。この前起きてすぐに歯を磨いてたらお母さんびっくりしていた。これからご飯を食べるのに?その顔は少し、悲しそうでもあった。
ご飯は食べることを伝えると、いつものお母さんに戻った。
この頃は誰の顔にでもダニがすんでいる、という話をきいて冷静でもいられるし、嘘ですよ…みたいな顔もできるようになった。
「最近明るくなったね」と人から言われる。「以前は暗かったね」と言われたことは無い。この子、どこまで明るくなるんだろ、と思っているのだったら、これ以上明るくなることは無いから、心配しないでほしい。

「お早う…………お早う」
朝は自分が思っているより低い声が出る。言い訳するみたいにもう一回高めの声で言い直したけど、台所には誰も居ない。なんだか朝から損した気分。わたしがせっかく発した二度目のきれいなお早うを聴いてくれるのはテーブルの上にある焼鮭と玉子焼き、それと大きなおにぎりだけ。みんなきちんとラップがかかっている。お母さん今日は早いらしい。
家を出る前に掃除機をかけるのが日課だった。でも、この間下階の住人から苦情が入って、朝8時までは禁止になった。その時間帯は普通、就寝時間らしい。管理会社の、苦しい言い訳を、受け入れる。その代わりにボーっとするようになった。ワイパーなんかかければいいのだけれど、それも大して続かなかった。お部屋が綺麗になることではなく、大きな音を立てながら掃除機をかけること自体が好きだったのかもしれない。

駅のホームで電車を待ちながら必死に単語帳をめくる人。この人単語帳めくってる自分がめくられているだけ。なんて思ってるうち、わたしもめくられてしまう。裏側には、「淑女」とかかれていた。

車内はほぼ満員にも関わらず、空いている電車に乗っているかのように、皆涼しい顔して、違法アップロードのアニメを視聴しながら移動。とっても器用。そんなに観たいのなら、アニメ視聴専用車両があってもいいのに。その行為が違法なら、みんな犯罪者だから、この車両は護送車とも言える、かもしれない。川の下を、橋の上を、ビルの間を、違法で、高速で、走り抜ける四角い箱。
前に座っている学生の携帯端末の画面。通っている学校が廃校になるのを阻止するため、アニメの女の子たちが頑張っている。彼女たちに、受け入れる、という選択肢は無かった。鉱山を廃坑の危機から救うためにトップアイドルを目指す炭鉱夫のアニメなら、わたしも夢中で観てしまうかもしれない。2つ目の駅で学生は降りる。彼女たちの戦いは今もなお続いている。
隣に立っていたサラリーマンが網棚からカバンを降ろして座る。男性は長い髪を後ろでちょこんと束ねている。会社員なのに。会社員でも、逆に、辮髪とかなら誠実そうに見えるのかしら。辮髪なのに修行してる感が無い人はいるのかしら。それは一見すると、修行してる感が無いように見えるだけで、実は裏で努力している、そんな辮髪なのかしら。長髪のサラリーマンは、カバンから文庫本を取り出して広げる。内容はわからないけど、ビジネス書のよう。きっと中身は「なぜスキンヘッドの会社員は仕事がデキるのか〜髪型から読み解く業務効率化のすゝめ〜」。裏表紙には著者の経歴が載っている。最終学歴はアメリカのどこかの大学だけど聞いたことがなくて、アメリカにもおそらく存在する、Fラン大学に思いを馳せる。トゥルーマンショーでジムキャリーが通っていた大学、あれはたぶん、アメリカのFラン大学。

サラリーマンの隣にあいみょんが座っていて、それをじっと見ていたら、ふと読んでいた本を閉じて「キミもロックを聴くのか…?」と訊かれたら、わたしの心臓のBPMが190になり、「私の、心臓の、BPMが、190になったぞー!」と思わず叫んでしまうかもしれない。官能小説はいつ、どこで、どのように読むのが正しいのだろう、なんてことを考えていたら駅に着く。完全に電車が止まるまで、わたしの目の前には同じく電車を降りる男性の後頭部。刈り上げた襟足の周り、皮膚がかぶれたように真っ赤になっているのをみて、ミラノ風ドリアみたいだと思った瞬間、ドアが開いてミラノの風が吹いた。これがミラノ風。ミラノ風に乗って、電車は次の駅へと向かう。
わたしが降りるホーム、途中のベンチにはいつも同じ、白髪の中年男性、痩せているのがカバンを抱えて眠っている。カバンにはかわいい熊のキーホルダー付き。いつ見ても姿勢が全く変わらないから、いつ死んでてもわからない。でも毎日違うシャツを着てるから、生きてるのか、もしくは、死んでいるけど、コーディネーターが居るのかもしれない。死んでいるのに、コーディネーターがいるのだとしたら、なんて贅沢なのだろう。今日のシャツは赤地に薄い黒のチェック模様。秋が近づいているのを感じさせる。コーディネーターの人まで死んでしまったら、わたしが代わりにおじさんをプロデュース。明日は背広を着せてフォーマルな感じにしてみましょう。

エスカレーターを使う人を横目に階段を上がる。おんなじ学校だけど喋ったことのない子たち、一人は前に立って半身で後ろの子に話しかける。半身が、とても板についている。その子がお休みで、わたしがたまたま前に立つような形になる時があって、とても気まずかった。それ以来エスカレーターを使わなかった。いちど横並びになったとき、もしかしたら後ろの子、お話したかったのかもしれない。その時わたしは自殺予防週間のポスターに描かれた男の子に夢中で、駅員さんに言ったら持って帰れるかしらなんてことをずっと考えていた。その男の子は虚ろな顔で遠くを見つめていて、それがとっても切なかった。彼を振り向かせたい、それができるのは、わたしか、駅員さんだけ。結局、いつの間にかポスターは剥がされて、別の、若い女性が微笑みながら印を結んでいるものへと変わっていた。彼は自殺予防週間以外の時間、何を考えているんだろう。大きなケーキのことなんか考えながら、来年の自殺予防週間まで、穏やかに過ごしていることを願う。

駅にある注意書きの貼り紙、エドシーラン、みたいな名前のやつが注意を促している。こいつと、もうひとり、手足の短い虫みたいなのがいて、そっちのほうが人気あるみたい。
でもこいつは、虫みたいなのには勝てない。きっと、そういう運命にある。彼(彼女?)はアントニオ・サリエリ。いや、さほどかっこいいものでもないかもしれない。それにサリエリで例えることって、なんか、恥ずかしい。今時、モーツァルトとサリエリの関係を引き合いに出すのって、かっこ悪い。かと言って、特に、他の例えも思いつかないのが、くやしい。サリエリ君はたぶん、電車を模しているんだけど、細部がリアルなのと、配色が気持ち悪いから、人気が無いんだと思う。それをどうこうしたところで、人気が出る訳でも無い。人気のない、別のキャラクターへと生まれ変わるだけなのだ。
おなじ路線の別の駅のホームには小さな女の子がキャラクターを抱えているイラストの看板が設置されている。人気のある、虫みたいなほうは女の子になんとかしがみつく形になっている一方で、サリエリ君は腕から落ちないように、大事に抱えられている。彼女も、きっと、サリエリ君に自分自身を重ねているに違いない。

駅を出る。前を歩く男の子、小学校にも入らないくらいのがノースフェイスの小さいリュックサックを背負って前進。すぐ使えなくなるのに。
こんどは就学児、歩いていたのが意味もなく駆けだす。どうみてもサイズが合っていない窮屈そうな短パンを履いている。彼等に長い丈のズボンを身に着ける権利は無い、そう思っていたけれど、最近は長ズボンを履いている子も見かけるようになった。でも、結局ノースフェイスのリュックとおんなじで、今しか履けないズボンにお金を掛けられる家庭の子どもだけが、長ズボンを履いているのだ。ズボンは、短パンから長ズボンへと移り変わる。しかし、わりあい裕福な家庭の子どもだけが、ズボンの移り変わりを実感できる。

小学校の前を通る。校門に立つ校長に向かって、彼等は大きな声であいさつ。校長は、わたしや、サラリーマン、その他、児童と見做されないものたちは無視。わたしはいつも、わざと校長の顔をかすめるくらいの距離を通る。校長の香りがする。小学校は彼等の世界なので、それでよい。わたしたちは彼等の意識の外がわにいる。そこにあるのに、そこには居ない。不思議な感じがする。

自身の体長の倍くらいの大きさのリュックサックを背負った中学生に抜かされた。彼は将来、2倍になることを見据え、黒の、雫の形をしたリュックサックを買ったのだ。彼は聡明だ。常に先を見ている。ただ、人が一度に持ち運べる量には限界がある、ということを理解できていないだけなのだ。彼にとっては、持ち運びたい量が持ち運ぶことが出来る量なのだ。真っ黒の大きな雫が零れ落ちたときは、きっとわたしが掬い上げよう。

足元を見ると、Nの文字。日能研が靴をも提供している、訳ではない。スニーカーはいつからか一種類になっていたのだ。まるで初めから刻まれていたかのようなN。それは「NUCLEAR POWER」を意味する、という説もある。一人一人が小さな爆弾を持っている、そう思うと緊張する。これが、抑止力、ドキドキ、そこから始まる恋。
サッカーをやっていそうな、その子の足首には、ミサンガ巻いてある。サッカーをやっていそうで、足首にミサンガ巻いてる人が、一番信用できる。
足首にミサンガ巻いてる政治家がいたら、不安になる。彼らは、そのままお風呂に、入るのだろうか。

前の籠に一人、後ろの籠に一人、背中にもう一人を抱えたお母さんが自転車で爆走。
「自転車に乗っている人間が一番恐ろしいですからね」
歩行者は語る。
しかし、守る者がある、というのはそういうことなのだ。朝起きて家事を済ませ、身支度をさせ、飯を放り込んだ子供を自転車に放り込み、学校に送り届ける。人間の後半に、あれだけの体力が残っているはずがない。
たまに、自転車の籠に収まるにはもう、大きすぎる子供が乗っているのを見て、羨ましいと思う。わたしもまだ、前籠くらいなら収まれる。でも、わたしは、前籠に収まっている訳にはいかないのだ。
レンタサイクルって、前籠に何か貼ってあるのが、カッコいい。乗っている人がどれだけダサくても、レンタサイクルに乗るだけで、それだけで、カッコよく見える。

体力は無くなっても、美しくありたい。そう思った2秒後には、忘れていること。
気高く生きるということ、それは、横断歩道の手前から斜めに道路を渡るのではなく、曲がるまではまっすぐ進み、横断歩道の線に従って真横に道路を渡る、ということ。
「会社に行きたい、でも交通ルールも守りたい…でも、それらを同時に行うことは、できない…」
ショートカットをするひとも、本当は気高く生きたいと、思っているのかもしれない。
駅前には、横断歩道を猫背で渡る、眼鏡をかけたわたしの銅像が建つ。気高く生きていてよかったと思う。

地域の防災週間に入ると、街じゅうの銅像に、防災週間に入ったことを示すための襷がかけられる。製作者への、最大級の、冒涜行為だ。
そんなことを考えていたら地震が来た。震度は4。タモリが、当てる。
ちっちゃいのは大体、3か4。
タモリ倶楽部が終わった。それは、舞の海が青汁の涙を流すほど衝撃的な出来事だった。
「わたしそもそも、家にテレビ無いんだよね。でもオリンピックの開会式は観たかったなあ。」
わたしは、テレビを観てないアピールをしました。すると、ナカハラマリコの父親を名乗る人物から電話がかかってきた。新展開。
最近生まれた子どもの年表には
「0歳 ネットフリックス 加入」
という一文が、勝手に描き加えられる。
不祥事を起こした芸能人は、インターネットの番組、または、TOKYO MXにしか出られなくなりました。
そんなわけはないけれど、あれはみんな、やっぱり、ノーギャラで出ているのかなと思うと、少し悲しい。

テレビにも、ラジオにも、深夜という時間帯にさえも興味の無さそうな子たちが、オードリーのラジオの公開収録の当落に一喜一憂。武道館で、ラジオの公開収録を行うことに、意味がある。
令和ロマンがテレビに出ない理由、それはカメラに映ると魂が抜かれると思っているから。
インスタントジョンソンがやっているのは、光営業。

野球部の絵が上手い子が、ドラゴンボールのキャラをノートに描いていた。なんのキャラだか、わたしにはわからなかったけど、それは、絵が上手い人が何も見ずに一発で描く、ドラゴンボールの絵だった。そうとしか、言い表せなかった。
野球部上がりの芸人の感じから、野球部上がりの感じを消すことは出来ない。

「目指せ、カッちゃん、甲子園!♡浅倉 南」
かつて、浅倉 南はこう言った。浅倉 南の言うとおり、カッちゃんのみならず、野球を志すものはすべて、甲子園を目指すべきなのだ。甲子園に行くために必要なら多少、大きな態度を取っても構わない。そうした態度が甲子園への道を妨げるのであれば、そういったことが現在科学的に証明されているのであれば、海外で論文が発表されているのであれば、決して調子に乗ってはいけません。
甲子園に出て、学校紹介のVTRでちょっとだけ、面白いことをするのです。今こそ、野球部の面白いとこ、見せてやるのです。その面白さを遺憾なく発揮できるのは、学校紹介のVTRのみであり、学校紹介のVTRを流すにはまず、甲子園に出なければならないのです。
ぜひ、野球部には甲子園で変な校歌を、轟かせてもらいたい。わたしはそう、心から願っています。ただ、ドラゴンボールの絵を描いている彼を見ると、そんな気持ちも、どうして湧き起らなかった。
そして、高校の校歌ほど覚えられないものは無かった。

わたしの隣りは細川ふみ。彼女に手紙を出すとき、細川ふみへ。席に着くたびに思う。
なんだか熱心にアルファベットの羅列を追っている。組み合わせによって性格の類型が分かれているらしい。
わたしも、人の性格を言い当てて得意げな人間になりたい。性格類型にどんなものがあるかを語りたい。端から順番に並べて語りたい。非公式だろうと、公式だろうと構わない。自分も他人も、すべての人間を特定の性格に当てはめていきたい。単純化したい。
大学に行けたら、心理学の授業を取りたい。真っ先に、取りたい。なんらかのゼミの、合宿に行きたい。川で、なんらかのゼミの仲間と、キャンプを、したい。
自動車学校の性格診断にキレている人間は、自動車の運転に向いていない。自動車はそう、思っている。
細川ふみは、既存の画像を加工して作った心霊写真のようなものをたまに写す、実在する番組のようなものに見せかけた、スタイリッシュで、クールで、セクシーな、時代の最先端を行く、心霊番組のようなものも、好んで観ているらしかった。最近は、そういうものも、なんとなく流行っている。わたしは彼女にお手紙をしたためる。
細川ふみへ
「正体がわからない状態が一番怖いんです。それが何かわかってしまうと、案外怖くなくなってしまう。」
わたしは黒沢清っぽい発言を引用した。

「じゃーん一回やってみたいっていうから買ってきたよ」

「え、え、え、えそれもしかして生ハム?生ハムメロン?」

「メロン無かったからキュウリ」

「「生ハムキュウリ…」」

教室の後方で展開される、それは、いつもは脇を固める仲良し3人組が、主要キャラクターとして展開される、そこまで面白くないけど、なぜか見てしまう回だった。

「あなたはだんだん眠くなるーってやつあるじゃん、あれってさーそのとき眠たくてしょうがない人にやってるとしたら?」

「あたし多分いつでもねれるから、それで全国回ろうよ」

「いいね、日本で受けなかったら、イギリスの誰でも出れるオーディション番組とか出ようよ」

「席ついてくださーい」

教壇をていねいにウェットティッシュか何かで拭いてから授業に入る。挙句手袋までして、化学の先生は、清潔感が無いのに、潔癖症。
おまけにお腹がでてきて、みっともない。自身の怠慢で肥っているのに、いつも被害者みたいな顔をしている。豚さんみたい。ブーブー。ブーブー。
きっと、みんなもおなじことを考えているにちがいない。教室にはみんなの頭のなかで生まれる、豚さんの鳴き声がこだまする。ブーブー。ブーブー。
化学の先生、一回怒って帰ったときがあった。その時、先生が居なくなったあとの教室を見て、豚が居た教室だ、と思った。

誰かが書いた落書きのうえからわざとらしく板書し始める。日直のみちこちゃんが慌てて消しに行くのをケタケタ笑いながらみていたら、もうひとりの日直がわたしであることに気づく。
あとできちんと謝ろう。今日はみちこちゃんと美容院に行く約束をしていた。

みちこちゃんはダンスを習っていて、将来は振付師を目指している。きっと、michikoって名前で活動するんだろう。振付師の先生は、名前をローマ字にしなければならない。ルールがある。漢字名が並ぶなかで、明らかに浮いている、michikoの文字を見るのがたのしみだ。

美容院には、トリオのコント師のネタを考えている人、しかいなかった。腰までのびた髪が、面白いネタを生み出す秘訣。トリオのコント師のネタを考えている人が一番、信用できるし、声が小さい。
「さささささ…?」
美容師が囁く。わたしには、何を言っているのか分からなかった。適当に頷くと、目の前に週刊女性がおかれた。皇室のスキャンダルに興味が無い、と言ったら嘘になる。
悠仁さまは、トンボを封印されていた。
仕上がりを確認。適当にお返事つづけたわりには、良い感じ。
ウルフにしてください、と頼んで、出来ましたと言われて鏡を見て、髷を結われていたらどうしよう。
この話をみちこちゃんにしたら、顔に?がいっぱい浮かんでいておもしろかった。

「モンベルの傘ほしい!」

「HUBのフィッシュアンドチップスくいてー」

「スイパラのパスタ美味しいよね」

「それもう樽じゃないですか!樽!」

意味のない音を出している、人たち。意味の無い音を発するのは気持ち良い。
わたしはまだ、この子は意味があることをしそうだ、と思われている。周りからは意味があることをすること、期待されていた。
大きなマグロを獲らなければ娘を看護学校に通わせられない、娘が看護学校に通っていなければ、大きなマグロを獲るために頑張ることが出来ない。決して、そんなことは無かった。

真っ当なお金の稼ぎ方をしてい無さそうな人たちが、捨てたタバコを踏んずけたあと、大きな蟹の模型の下を潜り抜ける。そんなことしたら、タラバ蟹のイメージまで悪くなってしまう。

パンどろぼうは、犯罪者だ。パンを盗んだ罪は、重い。
この前来た時は書店内で謎解きか何かやっていた。彼等には、土日を使ってまで、解きたい謎がある。何も買わずに、うろうろ、うろうろ、謎を解く。謎が解けると、すっきりした顔で店を出る。
タレント本が並んでいる。紙資源のことを考える。出そうと思えば出せるものはなんでしょう?わたしは謎を解いた。
わたしがほしかった本は、わたしの背では届かない位置にあった。もう少し、お行儀良ければ、なんてことを考えてたら、店員では無さそうなスーツの男性が棚にあるもの全部取って見せてくれた。その中からほしかったものを一冊だけ抜き取る。お礼を言う前に男性は本を棚にもどしてどこかへ行ってしまった。両手一杯に本を抱える姿は、大道芸みたいで、なんだかおかしかった。

ウォーターサーバーの営業が、ポロシャツを着ている。ウォーターサーバーを置く場所を考える時間は大切だ。ウォーターサーバーを置くことを提案することは、もっと大切。ウォーターサーバーは人間にとって、必要なもの。人間の90%はウォーターサーバーでできている。
他のことを考える時間があったら、ウォーターサーバーを置く場所の事を考えた方がいい。
それは将来のことを考えるよりも、大切なこと。あなたもそう、思いませんか?
ポロシャツがウォーターサーバーのような眼差しで訴えかける。
このメール見て相手がどう思うか、どうも思わない。Gmailのアーカイブはどこへ行くのか、だれにもわからない。わからないから、面白い。

信号待ちのときは必要以上に眩しそうな顔をする。NHKなんかの、資料映像になるのがわたしの夢だ。そんなわたしの夢を、かなえるのは、あなただ。

ラーメン屋は大型のドライバーに駐車場を提供してしまっていること、うすうす気づいている。営業時間以外は、停めたい放題。ゴミ収集のおじさんが、運転席でタンメンを啜りながら泣いている。モヤシがたくさん乗っている、背脂ニンニクを効かせたラーメン売り出し中。このラーメン屋にはプライドが、無い。

スポーツ新聞には「大谷翔平」と、数字。大きな文字で書かれていて、読みやすい。
複合機の前、使い方がわかって無さそうな土建屋のおじさん二人組。協力して複製した月報を大事そうに抱えて出ていく。雑誌コーナーの前、コンビニに通う必要のない身分の人の振りをしてみる。はて、ローレンスとはなにかしら?なんだか名前だけは高貴な感じ。オリンピックで無くなったはずの青年向け雑誌、普通に置いてあった。置き場が無くなっただけで置くのは自由ということなのかしら。自由って素晴らしい。
金曜の午後は金髪の店員しか居ない。店長が髪色でシフトを組んでいる。きっと火曜は赤。草間彌生が早番で遅番がポケモンのワタル。四天王になってもバイト辞められないんだと思って、ポケモンマスターを目指すのをやめる人も多い。それくらいで諦めるやつは、その程度の人間なのだ。
敵キャラみたいなおばさんが店内を縦横無尽に歩き回っている。ぶつかったら、死亡。どんくさいわたしはすでに3回しんでいる。
おにぎりコーナーの前で立ち止まる。顔の真横から伸びたおばさんの手がおにぎりを掴み取る。わたしはまた、死亡。
おにぎりにはシールが貼ってある。「美味しくなりました」なんて、言ったもの勝ち。シール貼っただけで美味しくなるならおにぎり開発部は要らない。工場の人間は常に、現場を知らずにものを言ってくる本社の人間を、普通に、要らないと思っているかもしれない。何も知らないバイトがぺたぺたと、シールを貼っている。バイトにとっては、おにぎりが美味しくなろうが安くなろうが関係なく、恵方巻とクリスマスケーキが売れればそれでよいのだ。

待機の列からレジの前に進む、その間に揚げ鶏を三つ頼むお父さん。頼もしい。男の子の大きいのと小さいの、一人にひとつずつ、ネッククーラーが割り当てられていた。親子共々、揚げられてしまえばいいのに。
わたしがコーヒーの出来上がるのを待つ隣で、大きいのがスムージーを作り始める。若い時にスムージーを作った経験が、意外な場面で、活きると良いと思う。
アイスを頼むと、永井荷風が何か、コーヒーに氷を入れるのは邪道、といった趣旨のことを言っていたのを思い出す。あなたの生きている時代とは、違うのです…。そう思いながら、香りを、風味を、殺す。

「あついね、もう9月なのに」
暑すぎると皆、普通のことしか言えなくなる。
「あついね」
なぜ今更そんなこと言うんだろう。わたしはもう、暑さを受け入れ終わりました。
次は君たちの番です。さあ、尋常ではない暑さを受け入れて次の話題へ進むのです。秋は、なくなっていません。すぐそこに、あります。

そして、温暖化が進んだ結果、人類は紙で出来たストローに激怒し始めました。神さま、もうわるいことはしません。その代わりストローを紙で作るのはやめてください。人びとがそう願うと、神さまは竹で出来た割りばしを差し出しました。お弁当を食べたあと、これを中々二つに折れない光景は絵画の題材としてもよく用いられています。

神さま、青年漫画家は、コンビニ店員に幻想を抱きすぎています。コンビニくらいにしか行くことがないのか、コンビニでずっとバイトしているのでしょう。わたしは漫画家が、自身の作品で少しだけ登場させる、実在の芸人に寄せた人物の描写が無いと生きていけない体になってしまいました。
「ぶすは、漫画がうまくていいよな…」
すしカルマ先生は、こう呟きました。

電柱の張り紙。5490万、3階建て、車庫付き、地震に強い家。5000万支払う能力のある人間が電柱を見上げることは、ないのです。お家が買えるような人間は、電柱に沿って歩きません。まして電柱を、見たことさえ、ないかもしれない。
わたしは一度だけ、張り紙が電柱に巻き付られる様子を見たことがある。男性は張り紙を、風で飛ばされないように、ビニール紐でしっかりと電柱に巻き付けていた。その後、とても強い風が吹いて、男性はどこかへ吹き飛ばされてしまった。
迷い犬、猫の張り紙を見る。うっすらと、逃げたのであれば、普通に、嫌だったんじゃない?と思う。そんなこと無いワン!見覚えのある犬が吠えていた。バウリンガルに頼ろうとするやつには、犬を飼う資格が、ない。
柴犬2匹散歩させている人を見かける。
「柴犬は2匹も要らないよ」
わたしの中の、お母さんが訴える。その言葉、柴犬が聞いたらどう思うだろう。

飼い主はスマホに夢中。そんなに面白いなら犬にも見せてあげたらいいのに。わたしは一緒になって画面をのぞき込む。
歩きながらスマホを見る人。走りながら、音楽を聴く人。ラッシュガードを着て自転車に乗る人。電子タバコを吸いながら、車を運転する、人。人は、4種類になっていた。
人が4種類になった後、わたしは晩御飯のことを考えるようになった。コロッケにしか使われることが無い、カニクリームの存在について。カニクリームについて考えることは禁忌とされている。
帰ったらちょうど、お父さんがムヒを探していた。

「ムヒは比べるものが無いと書いて無比、唯一無二の存在だからね」

わたしに訊く前に見つかったみたい。

「じゃあわたしは?」

「無比だよ、唯一無二の存在だからね」

唯一無二とは、なんだろう。

「エドウィンは、江戸時代にウィンという青年が始めた会社なんだ。
ウィン青年が、日本にデニムを広めたんだよ」

わたしはお父さんの言葉をずっと信じていた。友達にエドウィンの話をして、大恥かいたことがあった。その日はお父さんをパンチ。初めて娘に殴られて、少し嬉しそうだった。わたしのお父さんは、変態だ。

夜は歯磨き。歯の一本一本と向き合う時間。労いの声をかけ続けることで、歯茎が少なくなって白い歯が剥き出しになる。
あんまり笑って無いと、たまに思わず笑顔がこみ上げることがある。その時の笑顔がとても気持ち悪い。そんな顔、ひと様に見せないように毎日鏡に向かって微笑みかける。今日も、笑顔が気持ち悪い。

一日じゅう外で干した布団から、埃の焦げたようなにおいがする。これが、俗にいうおひさまの香りなのかもしれない。足でシーツの冷たい部分を探る。暖かくなってきたらまた別の冷たい部分へ。冷たい部分が無くなったら、準備完了。
明日はもっといい日になるよね。ハム太郎の、飼い主の女の台詞を、天井に向かって呟く。
わたしが言うと嘘みたいに聞こえる。ハム太郎は穀潰しだ。ハム太郎風に言うと、ごく潰しなのだ。見ての通り、ひまわりの種を食って、走って、寝るだけ。そんな毎日。大好きって言ってるけど、本当にひまわりの種が好きなのだろうか?言わされてないのかな。主食を好きみたいに思われているのを、じゃあ好きです、とか言ってるだけで、本当は別に好きなものがあるはず。そうやって人に訊かれて、だるいからいつも食べてるやる答えて、そしたらあげるねって言われてたくさんもらって、困るのは自分だよ。そんなこと言われても困るよね。動物だもの。畜生だもの。人間だもの、の前半が何ひとつとして思い出せなかった。

小学生のころ、給食で苦手な人参が出ると残していた。それが先生に見つかると、わたしが発展途上国に強制送還されるボタンがよく押された。
募金を呼び掛ける広告に出てくる、泥水の入ったバケツを持った少年がこちらを見つめている。わたしはそれを見て、あの広告を出すのにいくらお金がかかるのか、そのお金はどこから出てくるのかを、考える。
わたしが人参嫌いを克服したところで彼等の状況が変わることは無いけれど、明日はやってくる。日々を無駄にしないように生きなければ、と思ってみる。いかなる環境においても、生活水準においても、なんらかの葛藤らしきものがあって、みんなそれらと戦っている。わたしもいつの間にか巻き込まれてしまったらしい。残念なことに、今は何も武器を持ち合わせていない。丸腰で戦場に放り込まれる。わたしは人一倍、大きい声で名乗りを上げることしかできない。白馬に乗った王子さまは、京葉道路で渋滞に捕まっていて大幅に遅れるらしい。
わたし一人でも、時間を稼ぐことくらいはできるかもしれません。明日はもう少し、がんばってみようと思います。
無事に合流できたら、コメダで月見を食べましょう。

 

 

 

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長らくお待たせしました。大変です。
お盆に夏休み取れなかった人が遅めの夏休みを取れたかどうかが心配してるうちに、早めの昼休み(10:30~11:20)になってしまいました。
11月につまらない有給消化するのは、やめてください。代休ボタン押下が効いたけど普通に今は暇なので問題無かった。全部休館日なのに結局月曜に取りました。はにわと鳥に行きたかった。
コミティア終わったら一人で焼肉を食べるのが夢です。みなさんには、叶えたい夢がありますか?

総務の人に新幹線で舞妓さんを見かけた話したとき、いつでもあの恰好なのはそういうしきたりがあるのかもと言ったら力士が浴衣着てるみたいなね、という返事が来て、そういう瞬発力欲しいと思った。同じ人がもうじき定年を迎える人にあとは楽な場所に身を置くか、敢えて厳しい環境に挑戦するかを自分で選ぶしかないみたいな話をしていて、めちゃくちゃ良いことを言っていた。その後昼休みにその人になんかの封筒渡しにいったらドラマかなんか観てて、楽な場所に行こうとしてるかもしれません。

仕事は妥協そのものみたいな仕事の小さいやつをやったり、大きいやつをやったりしていました。私を含めて関わる人すべてがその仕事に興味なさそうなので、時間が過ぎるのをただ、待っています。その仕事に限った話ではないけど、「課長 島耕作」は今後昇進する可能性があるので「社会人 島耕作」にしましょう、みたいな作業があり、人生で使える時間は限られていることを思い出しました。

歳の近い人間がガンガン捕まっていて、知り合いにも普通にやってる人いるのか不安になる。周りが住宅街なのでウロウロしてるだけでそれと間違われる可能性があるのが怖い。訊かれたらノーノ―ノーノ―、ノーダークバイト、ノーダークパートタイム、バット、光正社員、ユーノー光正社員?ゼイアーシャイニング…OK?
タイミーは最低時給1500円かららしいです。

この前車で送ってもらって降りる前にテレビから、入院しても誰もお見舞いに誰も来ない人は社長や大学教授に多く、上に立つ者だからこそ、誰もついてきていない場合かなり明確に結果として現れるみたいな話が聞こえて、悲しくなりました。そんな、誰もお見舞いに来ない人へ。私がお見舞い、行っちゃいます。

お腹減ったとき、途中まで書いたケモ夫人とフォックステール博士の漫才の一節(夫人さっき、こーんな量のポテト食べてただろ!!!)を思い出す。夫人はそれに対して「甘い物が食べたくなっちゃってねえ…」と言ってました。
新しい仮面ライダーで、幼少期の仮面ライダーのお母さんが「ポテチが食べたいわ…」とつぶやくシーンがあって、そういうの制する立場のお母さんがポテチ食べたいとか言い出したら怖いと思った。私の親も数年前に会った時ファミチキが美味しいよねみたいなことを言い出して怖かった。ファミチキは実際、美味しいと思います。

 

絵おわり

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コミティア

 

新潟コミティア

出ました。

朱鷺メッセにあるコンビニのコピー機使おうとしたら前の人の原本挟まってて、その人のやつ買って読んだりしていました。朝型夜型というのがずっと感覚の話だと思ってたけど、実際、あるのかもというのがわかりました。
出したやつは東京コミティアの人がチラ見していったのをガン見していました。見本誌を見て買ってくださった方がいたのは嬉しかった。あと編集者みたいな男の子がパラパラめくって、面白かったですと言って去って行って、爽やかだった。
個人サークル作っていきなり地方に行ったため、私を含め、何がしたかったのかよくわからなかった感があります。そんな中で名前知ってて来てくださった方もいて救われました。そういうのあるかもというのと、遠出したいので地方はまた行ったりするかもしれません。

エロ過ぎ看板跡地

コミティア以外の時間はバイト先の前をそういえば警備員雇ってたんだと思いながら通り過ぎたりしていました。
全部が記憶よりも遠く、元気だったんだと思います。場所も曖昧になっていて、看板も記憶だけを頼りに見つけるの諦めました。ハードオフの近くだと思ってたけど全然駅前のほうだった。この工事がより巨大でエロい看板を建てるためのものだとしたら興奮しますね。

駅にいる、おそらく地元から出ない人たちのだらだらした雰囲気が懐かしかった。ニューデイズに風味のサーバーがあって、持ったまま改札通るのだるくて改札内にもあるの期待したら無くて、缶のやつを買って駅弁が最後に買えるとこで買うかどうか迷って、買いませんでした。今度駅弁が最後に買えるとこで買うかどうか迷って、冷蔵ケースに首を突っ込んでいる私を見かけたら応援してあげてください。

晴れてる…

 

コミティア149

サークルカットだけ見たら面白い漫画描いてそうな雰囲気があります。
申込みしたことを共有する際にcircle.msのボタンがあったので押したらカードのリンクになって微妙だった。画像も一緒に載せたかったので悔しかった。後で画像だけ載せました。まだ悔しいです。ずっと悔しい。本当に悔しい、本当に悔しい時は悔しいとしか思うことが出来ません。この悔しさをバネにして何かしようとかは思いません。

本当は逆コミティア(大量の美少女がいる背景の真ん中に一輪の花が咲いている(または一匹の魚が泳いでいる))にしようと思って、気持ち悪くなりそうなのでやめました。ワークマンのおさかなシャツ何気なく買ったつもりだったんですが、あり得ないくらい着てる人が多くてポップティーンモデルが着用してたのかもしれません。普通に買ってくださった方も着てて、流行ってるのか訊きそうになった。ああいうイベントだからかと思ったら近所のお父さんも着てて、今年はそれ以降着づらかった。10年くらいはタンスに閉まっておこうと思います。

次はニードルレーベルでフリーレンの同人誌(棘々のフリーレン(フリーレン様今それあんま言いませんよみたいな時代錯誤ネタをひたすらこすり続ける))を作って、夏コミで買えなかった子(あの子だけでなく、夏コミでフリーレンの同人誌を買うことが出来なかった、世界じゅうの子どもたち)のためにコミケで出そうと思います。

 

コミティア150

前回その他で出たとき顔見知りの方がそこそこ居て、人見知りが発動し、ギャグで出るかとなり、1から考えて出ることにしました。なんでギャグ描いたのか思い出してみたら、そういった経緯で情けなかった。その他は不思議なヌクモリティがありました。全然話せませんでしたが、隣のサークルの方が出している曲が良くて今も聴いています。

ギャグだしなんか面白い話を考えようと頭を捻った結果、出てきたのが天才博士と助手みたいな題材で引出しが貧弱すぎでした。
しかし、逆に、今こそ天才博士と助手を描くべきです。天才博士と助手が出てくるタイプのギャグ漫画は、一定の社会人経験を経たものにしか描けません。「今こそ!天才博士と助手合同」をやりましょう。大学で一瞬入ろうとしてた漫研のサークル誌みたいなので、サークル長が博士と助手系の4コマ連作を描いてたので、あの人も誘いたい、今こそ。まだやれるはず、博士と助手にはまだ、可能性があります。
そこそこ登場人物のテンションも高めで、私は何をやっているんだろうというキツさを感じて、歳を重ねるとそういうこともあるのだな、と思い、しみじみと、しています。

関係ないですが、ねこクラゲという可愛らしいペンネームの人が全然多額の脱税していたのすごかった。ペンネーム「脱税マン」とかなら、やっぱりな、いつかはやると思っていたよ、とはならないかもしれません。いぬギンチャク(いぬ+イソギンチャク)だったらよかったのかというと、そうです。

 

コミティアおわり

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描いたやつ

洗濯
洗濯

夏休み
夏休み

包帯クラブ完全再現クラブ
包帯クラブ完全再現クラブ

包帯クラブ完全再現クラブ(再)
包帯クラブ完全再現クラブ(再)

包帯クラブは大昔に観たことがあり、鉄棒に包帯巻いてたのは覚えています。逆上がり出来なかったとかそんなだった気がする。あとは柳楽優弥さんが薬物を大量に摂取して病院に運ばれたニュースがショックだったのか、印象に残っている。さかなのこ、の柳楽優弥さんがかっこよかったです。クールなキャラクターのイメージがあったので、俺ミラじゃねーし以上のおどけ方がNGかと勝手に思っていました。
全身包帯は三島さんがよく言っていたのを見て描きました。熱海の捜査官にも出てきていた。あの辺の刑事モノ包帯ぐるぐるにするのよくやっている気がする。最近ツインピークスを1話だけ観て、これだったんだと思って若干冷めました。小ボケ演出のために集められた俳優さんたちに思いを馳せます。源流を知ってしまうと冷めるというのがよくある。

 

トリセツ
トリセツ

反省する甲虫
反省する甲虫

歌詞のやつは普段ここで書いてるようなのを4コマにできるかみたいなやつでした。
ちなみにビーファイターカブトは1番言い過ぎ→2番で反省したかと思ったら最後開き直ってて、最後まで聴かないとわからないこともあります。2番はなんか適当にあしらって時空間に逃げようとしてる感じもある。

https://x.com/meka_keikok/status/1842964844640928036

アイドルが女優ライトをバリバリ食うやつはシャニマスのアニメを観て思いつきました。あともう1個アイドル関係なく座頭市が出てくる4コマ漫画思いついたけど忘れた。見直したら思い出すかもしれない。
ストレイライトの話を観て、アニメ版のプロデューサーはシンプルに黒ギャルが好きなだけの可能性がある、というのをずっと考えてた。黒ギャル好きを誤魔化すために癖の強いキャラクターで脇を固めているけど、黒ギャルが普通の黒ギャル過ぎて実は全然誤魔化せていないと思うと面白い。

いつの間にか閉鎖されてましたが、人のいいね欄そこそこ見てました。ごめんなさい。
私のいいね欄はみなさんが想像する通りのものになっていると思います。
キャラクターの眼の描き方講座にいいねつけまくっておけばよかった。

キャラクターの名前考えるためか何かで、近年の名前ランキング見てて、上位にあおいとか、ひなた、ほのかとかもランクインしてて、普通に同じランキング見てた可能性あるけど、ヤマノススメは子を持つ親の感覚で名付けられているんだと感心しました。駅伝見てたら男あおい世代が活躍していて、たしかにあの辺多かったと思った。最近の見てもあお系が強く、読みだとはるとが16年連続1位らしくて、あんまり代謝良くなかったです。

https://x.com/meka_keikok/status/1802741404638261467

目の変遷

2018年は別のキャラクターで、他は同じキャラクターです。違った所でどう、という話もあります。変わっていません。
10年近く同じことをし続け、同じことを言われ続けている。次の10年を見据え、私たちは走り続けるのです。

 

描いたやつおわり

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なんでも

 

好きな秋の味覚発表ドラゴン

http://netachil.php.xdomain.jp/oogiri/result.php?result_id=636#111

しゃけご飯って秋の味覚なんでしょうか。ドラゴンを発表してるし。響きは可愛いのでたまに思い出す。
あと微妙にレパートリーが少ないのは、私自身、秋の味覚と呼ばれるものがあまりピンとこないのがあると思う。

 

飲み会でする話

飲み会が予定に組み込まれた瞬間にその時に話すこと考え始めるんですが、皆さんも2週間後に飲み会があるとして、そこで話すマジのやつを書いてほしかったので、もう1回やるかもしれません。その時は、出し惜しみせず、本気で考えてください。

 

あぶない刑事(安全版)

ちゃんと観たことないんですが、映画版で張り込み中普通に女性の着替え覗いててあぶない!と思いました。
あと最後ヘリに捕まってトホホ…みたいな感じだった。

 

うなぎの形をしたタイムマシン

両親のセックスを止めに行くやつで、性行為を崇高なものと思う純粋な気持ちで止めに行ってるとしたら正義感が強い。ここでセクハラされて困っているメカと渓谷さんを見るのが好き。
良いのがあったら今度の漫画にネタとして組み込もうと思ったけど、普通にありませんでした。
うな重の形みたいなのは発想無かったので表紙は少し影響されました。
ウナギ食べちゃって帰れなくなるやつは惜しかったです。描いてるうちにウナギに感情移入してしまったのと、色々辻褄合わなくなりそうなのでやめました。

 

冷凍マンモスが解凍されてひと言

ナウマン姉さんの絵文字がかわいくて気に入っています。みなさんも使ってみてください。
団地の大きさがマンモスで例えられるのは微妙な気がするけど、あの辺の時代のノリが感じられます。

 

片手卵でそんなことするな(ゆでOR生 選択可)

よく見ずにコメントした後に回答見たら凝ったことしてて、申し訳ありません。
山岡屋で4P田中くんという野球漫画をよんでいて、ナックルボールの握りを生卵を持つときみたく優しく包み込むように持つんだ、と4番でピッチャーの田中くんが言っていたのを覚えています。

 

 

なんでもおわり

*****

 

あれーやば、昨日帰ってきてそのまま寝ちゃったんだ。風呂入ったっけ。入ってないな。時間は?まだ30分くらいありそう。2軒目行った所までは覚えてるけどそのあとは全然覚えてないや。どうやって帰ってきたんだっけ。そうだ、終電を逃したからレンタサイクル借りたんだ。最近はどこでも借りれて、どこに返してもいいから便利だなあ。
バイクも全然乗らなくなったし、売ろうかな。車も欲しかったけど、今はカーシェアとか、リースもあるしいいかな。洗顔と、シャンプー買って帰らないと。駅前の薬局品揃え悪いし、少し高い気がするけど仕方ないか。あ、あとラップも無いんだった。今日はえーっと、燃えるゴミの日だけど、もう少しいけそうかな。テレビもあんまり見ないし、こんど捨てようかな。今はスポーツ中継もネット配信で見れるし。でもDAZNは解約しないと。そろそろ機種変したいな。

FIREなんてほんとにいけるのかなー。NISAとiDeCoもやってみようと思ってたんだ。でも投資とかよくわからないし、こんど大学の先輩に話聞いてみよう。最近会ってなかったけど元気かな。そういえば志田さん結婚するんだっけ。大学の頃付き合ってた人は別れてたはずだから別の人かな。赤井さんは仕事きつすぎて今休職中で、伊佐さんはたしか転職して近くなったって言ってたはず。年末集まるっていってたのも返事返さないと。

おはようございます、暑いっすね。え?最高30ですか?ほんといつまで続くんでしょうね。あーでも週末は一気に気温下がるみたいですよ。
あれ電車止まってたんですか?人身?車両確認みたいなやつか。あそこから歩いてきたんだ。ちょっと遠いっすね。でも良い運動なったんじゃないですか?(笑)
そうだ最近あれ行って無いんですか?キャンプ。あーでも近くにバーベキューできるとこならありますよ。でも混んでるかなー。
あ、俺も健康診断予約しておかないと。あれいつまででしたっけ。遅いと埋まっちゃうんですよね。
なんか今紙で出すやつじゃなくて全部スマホでやるらしいですよ。ね、持って歩かなきゃいけないのは大変ですよね。そうするとやっぱなんだかんだで紙のほうがいいのかなー。

あーなんか来てましたっけ。全然メール見てなかった。あ、助かりますー。今来ました。ヤバいこれ今日までなってる。今メンテしますね。

ん?間違ってますか?あ、ほんとだ日付ちがう。すみませんこれも今直します。

昨日大丈夫でしたか帰り。あーよかったです。そうですよね、私も途中からあんま覚えてなくて気づいたら家でした。え?それはあぶないあぶない。なくさなくてよかったですね。いや見るからにふらふらですよ。私もちょっと残っててきついっすね。午後は復活すると思います(笑)

ごめん、これヤマトの人きたらお願い。うん、さっき電話したから午前中ではくると思う。あ、あとあれわかったファイル開けないって言ってたやつ。あそう、案外そういうことあるのよね。うん、そしたら引き続きおねがいします。

すみませんその時間帯ちょっと私居なくって。ええ、ちょっと明日午前中に歯医者行かなくちゃ行けなくって、そうなんすよ、午後舌回んないかも(笑)明後日は大丈夫だと思います、はい。

脱毛ですか?自分は無いですけど、あれ、髭が一番痛いらしいですよ。電圧が一番強いのかな。あー埋まってるから?へえー。痛いのは嫌だけどちょっと興味はありますね。どれくらいするんですか?10万?あ、びっくりした全部でそれくらいってことですね、なるほど。

そう、始めたんですよ。麻雀の。計算一ヶ月くらいかけて覚えましたよ。それはやったことないですね、実践だとまた違うかも。アプリだと自動で切ってくれるんで。あー私もみてますみてます、チーム対抗の。あれ面白いですよね。すいません今週末はボードゲーム会あって、それはほんとに好きな人だけで集まってやってる感じなんですけど、はい、でも種類あるんで全然一日やっても飽きないですよ。ぜひ興味あれば、初心者でも楽しめますし。あと今リアル脱出ゲームとかも面白いですよ。いきました?そんなのあるんですね、それは逆に知らなかった。

リングフィット続けてますか?買ったって言ってたやつ?そのまま?えーダメじゃないですか。私たまにやってますよ。ボクシングのやつあるじゃないですか、あれも面白いし運動なりますよ。スプラトゥーンは?私も最近やってなかったですけど、甥っ子がやってて上げとかないと怒られるんですよ。いいですね、忘年会のときとかやりましょうよ。林さんも持ってましたよねたしか。案外声かけたら集まるんじゃないかなあ。

お。歓迎会やるんですか?ですよねー今年人数多いからいつものとこ使えないし。適当なところで良ければ私探しておきますけど。いくらくらいなら大丈夫ですか、予算。そしたら良いところ行っちゃいますよ。でもあれなんでしたっけ、高すぎると経費で落とせないとか。あそこ2階ありましたっけ。へーじゃあそこでいいかもしれないですね。あの向いにあるラーメン屋行ったことありますか?微妙?一回中本も行ってみたいんですよね。無いです、カップ麺のやつなら食べたことあるけど。

あ、私もう少しかかるんで最後しめときますよ。ええ、でももうちょっとで終わるんで多分大丈夫です。はい、ありがとうございます。おつかれさまですー。
はあーつかれた。もういいやおわりにしよ。これはー明日。資格の勉強もやらないと。本見たかったんだよね。この時間だと空いて無いか。お、駅前のとこ意外に遅くまでやってる。

資格系どこだろ。あの子届かないのかな。とりあえず全部とってあげるか。何が面白いんだろ、まいいか。お店閉まる前にあるかだけ見に行かないと。この辺かな。でもここに無ければ無いなー。いいや、ネットで探そう。

やば、シャンプー買い忘れた。一回帰ってから出直すか。ついでに酒買ってこよ。毎回炭酸水買ってくるのめんどうだし、作るやつ買おうかな。たしか篠塚さん持ってていいみたいなこと言ってたしそれにしよ。

なんか実況見てたらやった気になるからゲームもやる気起きんなー。とりあえず周回だけやるかー。

明日雨降んのかな。あれ、ニュースやってない。うわーなにこの競技面白そう。ジムの体験近くでやってるから予約しよ。

ダメだ、ごはん食べたら眠くなってきた。明日は朝早く行って会社のドトールで少し勉強しよう。

明日は今日よりもいい日になるといいなー。

 

 

おわり

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